3月に入り、卒園・卒業、入園・入学シーズンが到来しました。
親も子も、ドキドキとソワソワが入り混じった感情の中でお過ごしかもしれませんね。
なかには、新しい生活に不安を持っている子もいるかもしれません。
そこで今回は、小学校入学を控えた6歳年長さんにおすすめの絵本「1ねん1くみの1にち」を紹介したいと思います。
目次
おすすめ絵本
「1ねん1くみの1にち」の著者は、川島敏生(かわしまとしお)さんです。
2010年に発売されました。
この絵本は、自身も小学校に通う低学年くらいまでのお子さんも十分楽しめます。
が、入学を控えた未就学児、特に年長さんにおすすめですよ。
おすすめポイント
卒園を間近に控えた年長息子のために見つけ、息子も興味津々で読んでいたのがこの絵本。
その時感じた、お勧めポイントはこちら。
写真満載でイメージしやすい
この絵本は、「写真絵本」という体裁をとっています。
絵ではなく、写真を使っているわけです。そして、本物の学校が舞台となっています。
一年1組の1日を時系列で追った構成のため、小学校の1日がとても想像しやすくなっています。
だから、小学校にいったことがなくても、「こんなところなんだな」ということが掴めるわけです。
ワクワクする構成
随所にワクワクするポイントが含まれています。
子どもたちの会話や独り言が、吹き出しで表現されています。
そして、なんとなく気を引くリアルなディテール(あまり書くとネタバレするので書きません)。
さらには給食の写真。
「美味しそうなものが食べられそうだ」と思うだけでワクワクしちゃうかもしれませんね。
年長さんの入学準備に最適
そんなわけで、入学を控えた年長さんに特におすすめです。
慣れ親しんだ保育園、幼稚園を離れ、小学校という未知の場所に行くわけですから、不安を感じる子もいるかもしれません。
不安は無知からくるなんていいます(実際には、「恐怖は常に無知
この絵本は写真でリアルに想像できるわけですから、「小学校ってこんなところか」と知ることで不安が軽減するかもしれません。
そして、ワクワク感が不安を期待に変えてくれるかもしれませんよ。
不安がない子は、もっとワクワク!
さいごに
我が家の息子は、小学校に行く不安を少し抱いていたようです。
誰だって、未知の世界に不安を覚えるものです。
この絵本には、そんな不安を和らげる効果が少なからずあったのかなと思います。
不安を感じていない子でも、「小学校ってどんなところだろう?」と期待しながら読めるので面白いと思います。
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