「かけっこが速くなりたい」
「かけっこが速くなってほしい」
そんな時におすすめなのが「うんどうの絵本 かけっこ」という絵本です。絵本形式ですごく分かりやすいから、子ども自身が読んで”走り方”を学べます。
目次
絵本の概要
今回ご紹介する絵本は、かけっこ (うんどうの絵本)です。
かけっこ (うんどうの絵本)(出典:Amazon)
一人の男の子が、一生懸命練習して運動会のかけっこに臨むストーリー。
かけっこ本番に、練習してきたことを回想しながらゴールに向かいます。
その物語を読みながら、速く走れるポイントや練習方法が自然と分かる絵本です。
2015年9月発売。32ページの少し大きめな絵本です(29.8 x 21.2 x 1.4 cm)。
監修を西薗一也さん、絵を左藤芳美さんが描いた絵本。
左藤芳美さんは、イラストレーター。他の作品には、「のせのせ」「すっぱいぶどう」「スタイルブック」など。
西薗一也さんは、日本体育大学卒業で、ス ポーツひろば代表。
一般社団法人子ども運動指導技能協会理事。
運動が苦手な子どもを対象にした体育の家庭教師事業、運動教室の開催 、運動プログラムの開発などをおこなっているそうです。
うんどうの絵本シリーズとして、水泳、縄跳び、ボールなげなどもあります。
3つのおすすめポイント
この絵本のおすすめポイントです。
おすすめポイント1:子どもが読める、理解できる
絵本形式だから、字が読める子供なら自分で簡単に読めます。
字が読めない子でも、絵本形式なので読み聞かせもできますよ。
だから、保育園、幼稚園の運動会に向けて、この絵本を使って練習できちゃいます。
絵本だから、自分で手に取り読んでくれます。
絵本形式だから、どうやってやったらうまく走れるか、子どもが理解しやすいんです。
我が家の子どもは、一年生のときに、運動家に向けて、自分で読んで練習していましたよ。
おすすめポイント2:走り方の”肝”が簡潔で分かり易い
小さな子でもわかるように、絵本形式で、32ページの短い本です。
だから、逆に、大事な”肝”となる部分のみが盛り込まれている印象です。
初めて走り方を学習する本としては最適なのではないでしょうか。
あまりに色々伝えすぎるよりも、まずはポイントを押さえる、という意味で秀逸です。
おすすめポイント3:親も教えやすい
子どもが理解しやすいということは、親も教えやすいということですね。
走り方の”肝”となる部分のみ簡潔に書かれていますので、教える方も教えやすいのです。
子どもに走り方を教えるための親向けの本もあります。
しかし、親も教えるプロではありませんから、ついつい難しいことを教えてしまったり、たくさんのことを教えたくなってしまいますよね。
その点、この絵本は、初めの一歩を教えるのには最適な本です。
さいごに
そんなことから、「かけっこ (うんどうの絵本)」は、走り方、かけっこの仕方を学ぶ第一歩として最適です。
単純に絵本としても楽しめますから、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
今回紹介した絵本>>>かけっこ (うんどうの絵本)
◆より上の子の走り方指導にはこちらの本をどうぞ
◆関東のかけっこ教室のまとめ・比較をした記事も書いています。ご参考にどうぞ。
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監修本のご紹介ありがとうございます!
伝えたい事がそのまま文章になっていて
どうすれば子どもたち、そして一緒に見るであろう親御さんに伝わるのかを、編集の方や絵本作家さんと何回も打ち合わせをして発売となりました。
ご感想で大変嬉しく思います。
ありがとうございます!
西薗一也さま、直々にコメント頂きましてありがとうございます!
小さな子にも伝わりやすいかけっこの本として、とても良い本だなあと思いご紹介させていただきました。
西薗さまは運動教室(スポーツひろばってどんなところ? | つながるカラダとココロ スポーツひろば)もされていますね。
実際の指導から伝わりやすい方法を絵本にしてくださったのだなと感じます。
素敵な絵本をありがとうございます。