お子さんが人生初めて国旗に興味を持ったなら、「世界がわかる こっきのえほん」という絵本がお勧めです。
絵本ですが図鑑とも言えます。だから、学習用に購入するのもありです。
今回は、「世界がわかる こっきのえほん」の概要とお勧めポイントをお伝えしたいと思います。
目次
「世界がわかる こっきのえほん」の概要
「世界がわかる こっきのえほん」の概要です。
世界がわかる こっきのえほん 改訂版 (キッズ・えほんシリーズ)
(出典:Amazon)
- ページ数: 96ページ
- 出版社: 学研マーケティング
- 発売日: 2013/2/12
- 本のサイズ: 22.8 x 18.4 x 2.6 cm
196の国と地域の旗が掲載されています。題名に”えほん”とありますが、”図鑑”として使えるレベルです。
2013年発売ということで、それ以降に変更があったものに関しては反映されていないことになります。
3つのお勧めポイント
「世界がわかる こっきのえほん」のお勧めな点を3つにまとめてみました。
絵の種類ごとに分類されている
この本の冒頭は、55の国旗がその”模様”や”絵”の種類別に紹介さています。
「縦縞系」「横縞系」「動物系」「植物系」などのジャンル分けで紹介されているんです。これが一番のお勧めポイントです。
小さい子どもが、国旗に興味を持つポイントってなんでしょうか?
地理的な観点から入っていく子もいるかもしれませんが、まだまだ地理の概念も薄い年齢の場合、”模様”や”絵”として見ている子が多いのではないでしょうか。
だから、”模様”や”絵”の種類別で国旗を紹介していくスタイルは、小さな子には分かりやいんじゃないでしょうか。
私としてはしっくりきたわけです。
そう言った意味で、初めての国旗の本としては最適ではないかと思うわけです。
図鑑としてもちゃんと使える
196の旗が掲載されています。
ちゃんと大陸・地域別での掲載もあります。逆引きもできます。
冒頭の”模様”、”絵”の種類別で紹介された国の国旗に関しては、分かりやすく”由来”も説明されています。
だから、図鑑としての役目も充分です。
ちなみに、2017年6月現在,日本が承認している国の数である195か国あり、日本を加えると196か国。
この本が発売された当時は、”ニウエ”という国はまだ承認していませんでした[1] 。
だから、この本にも掲載されていません。その代り、台湾が一地域として掲載されています。
そのため、プラスマイナス1で196の旗が掲載されているようです。
小さな子にも分かりやすい
どんなに有益な情報が盛りだくさんでも、面白くなかったり難しすぎては、情報が入ってこないため無意味ですよね。
その点この絵本は、小さな子にも分かりやすく書かれているので助かります。
漢字で書かれている部分も、ちゃんとカナが振ってありますし、地図も分かりやすく描かれています。
挿絵も優しい感じでgoodです。
だからって、小さな子だけに適した本かというとそんなこともないと思うんです。
国旗マニアでない限り、小学生が楽しく世界の国旗を知るのには、充分な情報量だと思います。
それに、オトナだって楽しく読めると感じましたよ。
さいごに
複数の国旗の本を見比べてみて、小さい頃に読む”国旗の本”としてとても秀逸だなあと思いました。
そんなわけで、今回「世界がわかる こっきのえほん」を紹介してみましたよ。
参考になれば幸いです。
【参考】
[1] 参考: 世界と日本のデータを見る(世界の国の数,国連加盟国数,日本の大使館数など) | 外務省 (最終閲覧日:2017/6/21)
スポンサーリンク