仕事に忙しい父親でも、幼少期は特に、子どもとの時間を確保して、その時間を大切にしてほしいと思う3つの理由をお伝えします。その理由とは?
目次
子育ての時期は仕事も忙しい
20代から30代前半は、がむしゃらに仕事をこなす。
30代後半から40代は、その経験を元に更に充実させて、飛躍する時期。まさに働き盛り。
上を目指せば目指すほど、その時期は仕事に全力を注ぎたいと思っている父親も多いでしょう。
或いは、勤め先が残業が多い等の理由で、状況的に仕事を優先せざるおえない方も要るかもしれません。
30代から40代は、プライベート面でも変化の多い時期でもあります。
結婚をして、子どもができる。父親になって、子育てを始める。
それらは、人生の中でも、まさに最大の変化ともといえる経験。
比較的プライベートの時間を自由に使っていた男性も、家族のために時間を使う必要がでてきますよね。
そう、仕事に集中したい時期と、子育てをする時期はまるかぶりするわけです。
子どもとの時間を大切にしてほしい3つの理由
子どもはかわいいし、子育てもちゃんとしたい。
でも、仕事に費やす時間は、なかなか変えられない。或いは、今まで通り、仕事に費やす時間を確保したい。
そのような仕事に忙しい父親でも、やはり子供との時間を確保して、大切にしてほしいと思う理由が3つあるのです。
子どもはすぐ成長してしまう
文字通り、子どもはあっという間に大きくなります。
仕事で1週間も会わないと、子どもの変化にびっくりすることが多々あります。
とりわけ幼少期は変化も大きい。先週までハイハイしていた子が、一週間見ないうちに歩けていたりするわけです。
とにかく、大人には計り知れないスピードで成長します。
子どもが小さなうちは、色々な面で親を求めますが、徐々に親離れをしていきます。
習い事や塾で忙しくなったり、友達との時間を優先しはじめます。
小学校高学年ともなれば、それが顕著になるでしょう。
親子で出かける時間を、確保することも難しくなってくるかもしれません。
そう、子どもとみっちり・じっくり時間を共有できる時期は、思うほど長くないのです。
小学校低学年ぐらいまでとしたら、たったの10年くらいなものなのです。
子供は成長するのを止めてはくれません。
後から、「もっと子供との時間を大切にしておけばよかった」と思っても取り返しがつかないのです。
あとから子どもと信頼関係を築こうとしてもなかなか難しい
子どもはやがて親離れをして、自立していきます。
反抗期を迎える子どももいるでしょう。色々人生に悩む子もいるかもしれません。
子供が何かに苦しんでいたり、誤った道に進みそうなときもあるかもしれません。
そんな時、何とかしてやりたいと思うのが親心。
でも、幼少期にちゃんとした信頼関係が築けていなけば、子どもは聞く耳を持ってくれないかもしれません。
父親が頑張る姿を見せておけば、子どもはいずれ分かってくれる。
そんな考え方も当然ありますが、それは子供から大人への多感な成長期を終えたあとに気づくことではないでしょうか。
やはり、子どもが多感な時期、或いは反抗期に、聞く耳を持ってもらうには、幼少期の関係構築が大事でしょう。
もし、あなたが子どものアドバイザー、コーチ、或いはコンサルタントのような立場でいたいとしたら、幼少期から信頼関係を築いておく努力をした方が賢明です。
父親の直接的な関わりが、子どもの成長にはよりプラスとなる
子どもの幼少期に、父親が積極的に育児に参加している家庭の子どもは、そうでない家庭の子供よりも、下記のような傾向が高くなるとの調査や研究があります。
- IQが高くなる
- 社会性が向上する
- 言語能力が発達する
子どもへの親の影響が絶大なのは言うまでもありません。
母親だけでなく父親からも(そして、色々な人達から)、多面的に刺激を受けることは、子どもの発達にはプラスになるでしょう。(ネガティブな要素も影響が大きいことは留意が必要です。)
親が一生懸命働いている姿を見せていれば、いずれは親の背中を見て、子どもは学び成長する。
当然、そのような考え方も間違ってはいませんし、私もそうしたいと思っています。
だけど、「あー、うちの親は頑張ってるなー。自分もそうなりたいな。頑張んなきゃ!」と、思うのは、もっと先のことでしょう。
幼少期のスキンシップは愛されていることが伝わり、自己肯定感が増すとも言われています。
幼少期には、身近で、直接的に関わったほうが色々と伝わると思うのです。
さいごに
とは言っても、私も、仕事と家庭の時間のバランスで悩む日々。そんな簡単にはいきません。
だけど、子供の成長は待ってはくれません。そして、この時期の子供は本当に可愛い!
だから、今のこの時、子供との時間を大切にしたほうがいいと切に思うのです。
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