「今日は休日!子どもと一緒に、何か親子で楽しいことをしたい!」「お出かけもいいけど、渋滞や人ごみなんかの混雑した場所には行きたくない気分。」「そもそも今月はお金を使いすぎて、遊ぶ資金があまりないし、、、」
ありますよね、そんな休日。
ということで今回は、そんな休日に、家の近所で楽しめる「外遊び」のアイデア(探検系)を3つご紹介します!
目次
街中を隈なく探せ「探検ビンゴ」
公益社団法人ネイチャーゲーム協会が提案する自然体験アクティビティの一つにフィールドビンゴというものがあります。
ネイチャーゲーム協会のホームページによると、フィールドビンゴは下記のように説明されています。
見る・聞く・さわる・かぐなどさまざまな感覚を使って自然を楽しむビンゴゲーム。カードは3×3マスでも4×4マスでもかまわないよ。 引用:公益社団法人ネイチャーゲーム協会ホームページ
補足すると、ビンゴカードに書かれているもの(「きのみ」や「抜け殻」など)を見つけ、見つけたものにチェックしていき、縦横斜めで揃えればビンゴとなるゲームです。
本来のフィールドビンゴの目的は、自然の中で、五感を使って、感覚を研ぎ澄まし、観察力を高めることです。
これをアレンジして、敢えて自然のものには限定せず、街なかの、しかもご近所でやってみるのです!
「探検ビンゴ」のやり方
準備するものは、紙と鉛筆のみです。
・まずはこんなカードを作成します
プリンターがあれば、パソコンで作ってもいいですし、無ければ手書きでも構いません。
面倒くさい人は、ネイチャーゲーム協会がカードを販売していますので、それを利用する手もあります。⇒フィールドビンゴフリーカード|ネイチャーゲームWebShop
・街なかにある「○○」をテーマに記入します
自然のものでも、人工物でも何でも構いません。子供たちと相談して記入してもいいと思います。
例えば、こんな感じ。(キラキラペンで書いたら文字が反射してしまいました。字が汚くてすみません。)
余りにも見つけづらいものにすると、子どもたちが途中で飽きてしまったり、全然見つからなかったりして終わらないので、項目の選択にはバランスが必要です。
必ず見つかってビンゴになるものを含めておくと、終わりがあっていいかもしれません。
日頃、街の風景をどれだけ見ているかが分かるかもしれませんね。
・ビンゴに出かけましょう
作成したビンゴカードをもって、近所を探索しましょう。
普段気づかない何かを見つけることができるかもしれません。
縦横斜めが揃ったらビンゴ!終わりにしてもいいですし、全部見つけるまで続けてもいいでしょう。
ぼくらの街で「探検隊ごっこ」
探検のテーマ・ミッションを決めて、親子で探検隊に扮して街を探索する遊びです。
子どもって、「探検」というだけでワクワクしてくれますよね。
「探検隊ごっこ」のやり方
・探検のテーマ・ミッションを決める
探検隊のテーマ・ミッションはなんでも構いません。
「タンポポを20本ゲットせよ!」などの季節が感じられるものを探すことをテーマにしてもいいですし、「近所のお店を調査せよ!」でも、何でも構いません。
「危険スポットを探せ!」として、一人では行ってはいけない場所の確認に使うこともできます。
あっ、タンポポなんかは、塊でドカッとあったりするので、「同じ場所では一本だけ」などと決めておいた方がいいかもしれません。(その辺のルールは、やりながら微調整で!)
雰囲気作りとして、ミッションを書いた手紙を、封筒に入れて用意しておくのも手です。
ミッションの依頼主を「謎のX男爵」などにして、子どもが好きそうな感じを演出するのもいいですね。
・隊長などの役を決める
隊長などの役回りを決めた方が、雰囲気がでて盛り上がりますね。
役は、隊長、副隊長、ただの隊員、地図係、写真係など何でも構いません。隊長はいたほうがいいですね。
・小道具を用意する
ご近所の地図が用意できれば、準備しておくと面白いかもしれません。ネットから地図を印刷して使うと楽です。
通った道やテーマの物を発見した場所などに、印をつけながら進むと雰囲気が出ます。
我が家の息子はテーマパークや動物園に行くと、パンフレットの案内マップを見ながら「今はここにいる。今からあっちにいこう」などとやることが好きです。
そういった子には、地図があると、より楽しいかもしれませんね。
その他、虫眼鏡、望遠鏡など、なんとなく探検隊っぽいものを持って出かけましょう。
・探検にでかけましょう
探検ですから、普段通らない道も通ってみましょう。子どもが行きたい方角にとりあえず行ってみましょう。
普段せかせか通り過ぎてしまうところを、思いっきり寄り道しましょう。
公園があったら寄りたがるかもしれません。寄りましょう。
探検のことなんてすっかり忘れてしまうかもしれません。そしたら、探検隊は解散しましょう。
もう、自由です。そんな過ごし方もありですよね?
街に潜む「顔探しゲーム」
これも、近所を探索する遊びです。探すものは、街に潜む「顔に見えるもの」です。
例えば、こんなもの。
マンホールの模様ですが、顔に見えませんか?こういうのを探す遊びです。
この遊びは、この本からインスピレーションを得ました。
ふしぎな まちのかおさがし (出典:Amazon)
そう、街には色々な顔が潜んでいるんです!
「顔探しゲーム」のやり方
・道具を用意します(カメラ、地図等)
記録のために、カメラを用意します。デジカメでもスマホのカメラでも構いません。
カメラがない場合や、面倒な場合は、ただ探すだけでもいいかなと思います。
地図が用意できれば用意します。「顔」を見つけた場所を記録する場合に使用します。
準備はそれだけです。
・街に潜む「顔」を探しに出かけよう
みんなで探してもいいですし、家族を2チームに分けて探してもいいですね。
子どもたちが夢中になって、道路に飛び出したりすることがないよう注意しておきましょう。
・写真を印刷してノートにまとめよう
写真が印刷できるのであらば、印刷をしてノートに貼ってまとめてみましょう。
「泣き顔」「怒り顔」など感情で分類してまとめてもいいですし、「顔」に見えた「物の種類」で分けてみてもいいかもしれません。
そこは自由ですね。
さいごに
いかがだったでしょうか。「遠くに出かけなくても、お金を掛けなくても、近所で出来て、いつもとちょっと違う遊びはないか?」というところから考えた「探検系外遊び」です。
フィールドビンゴなど、先人の知恵も拝借して膨らませました(ありがとうございます!)。
兄妹姉妹で食付き度合いに差があったり、全然食付かなかったり、すぐ飽きてしまったりする場合もあるかもしれません
。ですが、何かの参考になればと思いご紹介してみました。参考にしてみてください。
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