先日の話。パパママ友の間で、『最近子どもの「なんで?」「どうして?」の質問攻めが多くて大変』という話が出ました。
忙しい時、親が答えを知らない時困りますよね。そんな時のある対処法が、子どもの成長を促すのにとっても効果的であるという結論に至りましたよ。
そこで今回は、その時に出た結論含めて、子どもの質問攻め(「なんで?」「どうして?」攻撃)を、逆に子どもの成長に繋げる対処法をシェアしたいと思います。
目次
「なんで?」「どうして?」は好奇心
「質問する」ということは、そのことに興味があるということで、言わば、好奇心の表れですよね。
未知なるもの、今まで疑問を抱かなかったものに疑問を抱く。
ちょっと前までバブバブしていたのに、これってすごい成長ですよね!
親のもったいない返し
子どもの「なんで?」「どうして?」は、好奇心の表れで、成長の証と分かっちゃいるけれど、子どもの連日の質問攻めに、正直面倒臭くなることもありますよね。
そんな時は「知らない」と言って適当に流したり、「いま忙しいから」と有耶無耶にしたりしちゃいます。ついやっちゃいます。
本当に知らなかったり、忙しかったりもするんですけどね。
でも、この”返し”って勿体無いんですよね。
だって、子どもの質問攻めは、成長を促す絶好のチャンスでもあるからです。
効果的な対処法
それでは本題。
子どもの質問攻めへの効果的な対処法って何でしょうか?
質問には質問返し
「質問には質問返し」
これが、子どもの質問攻めに困っているという話題の時に、パパママ友の間で出た対処法です。
子どもが質問してきたら、「何でだと思う?」「どうしてだと思う?」と逆に聞いちゃう。
それによって、子どもが考えるからです。グルグル、ぐるぐる頭を回すわけです。
これ即ち、「自分で考える力がつく」=「成長」に繋がるわけですな。
だから、「知らない」「忙しい」より断然いいです。
本当に忙しいくて、「どうしてだろうねえ」と会話を繋げる余裕もない時は仕方ないですが、それ以外は質問返しを効果的に使うのはありなんじゃないでしょうか。
しかも、この対処法の良いところは「親が答えを知っていなくても良い」ところです。助かります^^。
更に効果的にするために
その質問返しをさらに効果的にするために。
考えをまとめてみました。
正解を教える必要はない
この時点では正解を教える必要はないんだと思います。
間違いを強く正したり、熱心に教えるあまりに難しいことを言いすぎと、逆に子どもの好奇心を削いでしまうかもしれません。
それよりも、この時点では「そういう考え方もあるんだね」と肯定してあげることの方が大事なんだと思います。
間違っている答えを肯定しろという意味ではなく、そう考えていることを肯定してあげる、と言えばいいんでしょうか。
自分で考える、調べることを促す。
だって今の時代、私たち親が正解だと思うことが正解でなくなる時代ですから。
昔の常識がどんどん通じなくなっています。
技術革新により、変化のスピードが昔より断然はやくなった時代。
正解を教えるよりも、考える力、調べる力をつけることの方が大事かなと思います。
その力が身に付けば、おのずと正解にたどり着いますからね。
余裕があれば、「一緒に調べてみようか」と一緒に調べることもいいですよね。
答えを知っていることより、調べて解決することが大事なんだと思います。
必要なら後で教える
明らかに間違っていて、ちゃんと教えておきたいこともあると思います。
それならば、後からでも教えることはできます。
否定して好奇心を折るやり方ではなく、それとなく後で、というやり方も。
その場で教えても全然構わないと思うんですが、答えを全否定して好奇心ややる気を削ぐくらいなら、そっちの方が効果があるのではないか?
と考えています。
さいごに
そうはいっても、毎回「”質問”に”質問返し”」では子どもも飽きてしまうでしょう。
親だって忙しかったら毎回できることでもありません。
「今はちょっと忙しい」って時はたくさんあります。
だけど、この”質問返し”の技を身につけておくと、何かといいんじゃないかと思ったわけです。
子供にとっても親にとっても。
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