「走る」ことはどんなスポーツでも生かせるので、子供の伸ばしてあげたい能力の一つです。
運動会のかけっこ・徒競走に向けて、足を速くするための走り方を学ぶ・教えるための本を読んでいます。
今回は、為末大さんの「DVD付き 為末式かけっこメソッド 子どもの足を速くする!」を読んでみましたので、紹介レビューをしたいと思います。
目次
為末大さんとは?
為末大(ためすえ だい)さんを知らない方もいるかも知らないので、念のためご紹介。
為末大さんのホームページでは、下記のようにご自身を紹介されています。
1978年広島県生まれ。
スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。3度のオリンピックに出場。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2017年3月現在)。
現在は、スポーツに関する事業を請け負う株式会社侍を経営している。主な著作に走る哲学、諦める力など。
コメンテーターとしてテレビに出演などもされていますね。
本の紹介「DVD付き 為末式かけっこメソッド 子どもの足を速くする!」
今回紹介する本はこちらです。
DVD付き 為末式かけっこメソッド 子どもの足を速くする!(出典:Amazon)
為末大さんが教える、足を速くする本です。
主な特徴
この本の主な特徴をあげると、
- 教科書的な難しい話を避けて「まず体で覚える」ことを重視
- 28のドリルで走り方を学ぶ
- 走りの「コツ」をポケットに入れて持ち歩けるイラストカード 付き
- 為末大さんのお手本で学ぶ、レッスンDVD 付き(60分)
- ドリルを組み合わせた運動会までの三週間メニュー、弱点克服メニュー付き
という特徴があります。
対象年齢
ピンポイントでいうと、小学2年生くらいの子を想定してこの本を書かれたそうです。
為末さんは、正しい走り方を学ぶのに最も適した年齢を7~9歳と考えており、そのあたりの年代の子にもわかりやすい方法で走り方を解説してくれています。
なので、それ以上の年齢の子や大人にも当然わかりやすいですね。
よかった点
この本を使って走り方を学ぶ・教える場合、私が特に良いなあと思った点を挙げると下記になります。
- イメージで伝え、体で覚える手法
- ポケットに入るイラストカードで教えやすい
小さな子どもに何かを教える場合、共通していることだと思いますが、小難しい言葉で説明しても伝わりません。
為末さんの仰るように、イメージで伝えると伝わることは良くあります。
そのことを考え抜いて、イラスト付きの簡単な言葉で説明されている点は、子どもに教える際にたいへん助かります。
そして、ポケットに入るイラストカードがあるので、気軽に持ち出して教えることができます。
「今日はこれとこれをやろうか」とわかりやすくカリキュラムも提示できます。
本人も自分だけで練習する際にやりやすいんじゃないかなあと思いましたよ。
さいごに
私はそんなに運動神経が良くないので、色々なスポーツをうまく教えてあげることができません。
なので、様々なスポーツの基本となる「走る」という部分を勉強して、子どもに少しでも伝えられたらなあと思案しています。
子どもが「走り方」を学ぶ、或いは子どもに「走り方」を教える本は複数出ています。
複数読んで、その中からベストの方法を探していきたいと思っています。
その中の一つ、為末大さんの「為末式かけっこメソッド 子どもの足を速くする!」のご紹介でした。
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