発想力、想像力、創造力。
子どもが成長していくなかで、伸ばしてあげたい能力です。
そこで今回は、子供の発想力・想像力・創造力を伸ばすために、親ができる一つの方法についてお伝えします。
目次
今後求められる能力
発想力、想像力、創造力というのは、今後より一層求められる能力です。
決まったことを正しく行うことをアウトプットとして求められる仕事は、将来ロボットが代わりにやってくれます。
今後の時代に活躍していくためには、クリエイティブな能力を高めておいたほうがいいのは確かです。
クリエィティブとは、創造的であるということ。クリエィティブな能力は、発想力、想像力、創造力と言えます。
では、子どもたちの発想力、想像力、創造力はどのように鍛えてあげれば良いのでしょうか。
アイデアは移動距離に比例する?
「アイデアは移動距離に比例する」とは、クリエイターの高城剛さんがおっしゃった言葉です。
「アイデアは移動距離に比例する」の真意はなんでしょうか。
直接聞いたわけではないので全くの主観ですが、「移動する事で新しい環境や人々に触れ、五感が刺激されたり、今まで自分の中になかった観点が蓄積されて、アイデアのタネが蓄積されるから」と、個人的には捉えています。
原始の時代から考えても、一所に留まることは、外敵からは身を隠しやすいですが、現状維持で、守りの姿勢、受け身です。
それに対して、食料を求め、外に出れば、様々な危険や予期せぬことが起こります。
その分、五感をフルに使う必要がありますし、生き残るための「工夫」が必要です。
そう考えてみると、「アイデアは移動距離に比例する」は腑に落ちるところがあります。
子供の発想力・想像力・創造力を伸ばすために「移動」してみよう
子どもの「発想力」「想像力」「創造力」も「移動」で鍛えられる?!
「アイデア」の源泉は「発想力」「想像力」「創造力」といえますね。
「アイデアは移動距離に比例する」が正しいとすれば、子どもの「発想力」「想像力」「創造力」を鍛えるには、「移動」するのは一つの手段になると言えます。
行動範囲の狭い子どもにとって「移動」は、なにも遠くに行くことだけではないと思っています。
だから、私がここでいう「移動」に関しては、何も遠へいくということを意味していません。
自分の子供時代を思い出すと、自分の町を出て、自転車で少し遠くに行くことも「冒険」でしたからね。
親にできることは?
先ほどもいいましたが、まだ行動範囲の狭い子どもにとっての「移動」は、なにも遠くに行くことだけではないと思っています。
例えば、
- 行き慣れた場所よりも、少しだけ遠いところまで行ってみる。
- 近場でも今まで子どもたちの行ったことのないところに行ってみる。
なんてことでも良いんじゃないでしょうか
あるいは、「子供と外遊び~近所で楽しめる3つのアイデア(探検編)」で紹介した遊びを通したことでもいいいと思います。
近所での冒険だって、子どもにとっては刺激的になり得ますからね。
「今までとちょっと違う体験をする→五感が刺激され、体験による新しい知識が蓄積される→「発想力」「想像力」「創造力」は高まる」ということを、「移動」という手段でできるんじゃないかということなんです。
さいごに
大人目線でみると、大した「移動」ではなくとも、子供目線でみると「大移動」ということはたくさんあります。
そんな子どもにとっての「大移動」をちょくちょく経験させてあげたいなあと思うわけです。
「大移動」だけでなく、「中移動」「小移動」もね。そんな大それたことでなくてもいいと思うのです。
いつもと帰り道を変えてみた、そんなようなことから。
参考になれば幸いです。
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