「早寝早起き朝ごはん」
子供を持つ身だと、一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
今回は、改めて「早寝早起き朝ごはん」が大事な理由と子どもに伝える良い方法についてお伝えします。
目次
「早寝早起き朝ごはん」が大事な理由
「早寝早起き朝ごはん」は子どもの成長にとって大事と言われていますが、その理由はなんでしょうか。
睡眠の重要性
睡眠は健やかな成長や健康に欠かせない
子どもの成長に欠かせないメラトニンや成長ホルモンなどは睡眠中に分泌されます。
メラトニンは生体リズムの調整に欠かせないホルモンです。また、入眠を促す効果もあります。
成長ホルモンは、骨や筋肉を作ることを促したり、免疫力を高めるなどの効果があります。
睡眠が、子どもの健やかな成長や健康には欠かせないわけです。
睡眠中に新しい知識の定着がされる
脳は眠っている間に、その日のことや学んだ知識などを繰り返し再生しています。
その睡眠中の過程において、不要な記憶を消去し、必要な情報は記憶しているんです。
睡眠が短いと、折角学んだり経験ことも定着しにくくなると言われています。
睡眠不足だと、授業に集中できなくなる
寝不足だと、当然授業に集中できなくなりますよね。
”適切”な睡眠時間をとっている子どもの方が学力が高い傾向にあるという、睡眠時間と学力の関連性を裏付けるデータもあります。
睡眠は、短すぎても、逆に長すぎてもよくないそうです。そういった意味で、”適切”な睡眠が大事です。
アメリカのnational foundationが2015年に発表した「必要と考えられる人間の年齢別睡眠時間」では、下記のように伝得ています。
- 1〜2歳:11〜14時間
- 3〜5歳:10〜13時間
- 6〜13歳:9〜11時間
参考:小学生のための早寝早起き朝ごはんガイド| 早寝早起き朝ごはん全国協議会
睡眠不足だと、イライラしたりやる気が起きない
睡眠不足だと、イライラしたり、やる気が起きなかったりしますよね。子どもも同じです。
朝ごはんの重要性
朝ごはんをちゃんと食べたほうが学力・体力が高い
朝ごはんをちゃんと食べている子の方が学力が高い傾向があります。
寝ている間もエネルギーを消費しているので、朝はエネルギーが不足がち。
ちゃんと朝ごはんでエネルギー補給をしないと、脳にもエネルギーが行き渡りません。
実際に朝ごはんをちゃんと食べている子の方が学力が高い傾向を示すデータもあります。
参考:心と体の元気なヒミツ早寝早起き朝ごはん| 早寝早起き朝ごはん全国協議会
朝ごはんをちゃんと食べたほうが体力が高い
朝ごはんをちゃんと食べているかどうかは、子どもたちの体力にも影響します。当然ですね。
ちゃんとご飯を食べていないのですから、エネルギーが不足します。
朝ごはんを食べないと、イライラしたりやる気が起きない
朝ごはんを食べない子のほうが、イライラしたりやる気が起きない子が多い傾向があります。
これもデータで示されています。
参考:心と体の元気なヒミツ早寝早起き朝ごはん| 早寝早起き朝ごはん全国協議会
子どもの健全な生活・成長には睡眠と朝食は大事
上記のようなことから、睡眠と朝食はとても大事だと言われています。
学校に行く日は朝起きる時間は決まっていますし、遅くまで起きていると睡眠時間が短くなってしまいますよね。
だから、早寝早起きして適切な睡眠を取ることが大事です。
そして、朝遅いと食欲も湧きませんし、朝食を食べる時間がなくなります。
それでは、エネルギーが不足して、悪影響なことは明白です。
睡眠と朝食の重要性は色々なデータで示されています。
だから、「早寝早起き朝ごはん」が大事なんですね。
文部科学省が推進しています。
「早寝早起き朝ごはん」が大事な理由を子どもに伝える良い方法
と、「早寝早起き朝ごはん」が大事な理由を上記にあげました。
だけど、そのことを子どもが分かってくれないと意味がありません。
そこで、下記のサイトが便利です。
各年齢に合わせた啓蒙ツールが用意さています。
小さな子には紙芝居だったり、小・中学生にはその年齢にあったパンフレットなどが掲載されています。
これらを使って子どもと話し合ってみるといいんじゃないでしょうか。
さいごに
子どもも塾や習い事などで忙しかったり、スマホ・ゲーム・テレビなど夜の誘惑も多いですね。
塾や習い事などはしようがないと考えがちですが、「早寝早起き朝ごはん」ありきでの生活を組み立てていくことが大事じゃないでしょうか。
もう一つ、私が大事だなと思うことは、親である私たちも「早寝早起き朝ごはん」を実践するということ。子どもは見ていますもんね。
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