「うちの子が友達を上手に作れていないようだ、、、」
「絵本でそれとなく、友達作りをテーマにした絵本を読んであげたら、何かのヒントになるかな?」と思って探していた時期があります。我が子が3、4歳のころです。
今回は、そのとき見つけた「友達作り」をテーマにした絵本を4冊ご紹介します。
目次
すっくのこんなときってなんていう?ともだちできたよ
すっくのこんなときってなんていう?ともだちできたよ: いっしょにあそぼ はんぶんこ(Amazon)
「いっしょにあそぼ」「どうぞ」など、友だちと遊びたいときや遊んでいるときに使う言葉を、そのシチュエーションを描いたかわいい絵とともに紹介してくれます。
読み聞かせているうちに、「友だちと遊びたいときはこう言えば良いんだ」と自然に覚えてくれる本なんじゃないでしょうか。
2歳から4歳くらいの子におススメです。
ゆっくとすっく きょうからおともだち
ゆっくとすっく きょうからおともだち(Amazon)
こちらも、「ゆっくとすっく」のシリーズから。
友だちになるには、「あそーぼ」と声をかけること、そして名前を覚えることが大切だよね、ということを教えてくれる本。
私は、新しい環境やクラスになったときには、「名前を呼んで挨拶すると良いよ」と教えています。
新しく知り合った子に名前を覚えてもらうだけで嬉しくて、友達になれる気がするからです。
そんなことを絵本を通して教えてくれます。
こちらも2歳から4歳くらいの子におススメな感じでしょうか。
ともだちがほしいの
ともだちがほしいの (からだとこころのえほん)(Amazon)
引越しで新しい幼稚園になったふうこは、遊びに誘われても断ります。
でも、寂しくて勇気を出して「あそぼ」と言ったら、あっという間にたくさんのお友達ができたという展開です。
はじめに誘いを断ったのは、昔の友達が懐かしかったし、怖かったんでしょうね。
誰でも初めての環境は不安ですもんね。
勇気を出して新しい環境に飛び込み、声をかけることが大事だよね、ということを教えてくれる絵本です。
こちらは、幼稚園くらいの子が対象ですね。
ともだちのつくりかた
ともだちのつくりかた(Amazon)
世の中にはいろんなタイプの子がいるということを知り、どんな子と友達になりたいかを考えさせてくれます。
裏返すと「自分がどんな子だったらお友達になりたいと思ってもらえるか?」を考えるきっかけを与えてくれているようです。
そして、友達作りには、まず自分を知ることが大切と伝えています。
どうやったら友達を作れるか、自分はどんな子なのかを知るために、ゲームのように楽しめる”しかけ”や”ワーク”があったりと、絵本の枠組みを超えた作りになっています。
小学校に入学するくらいの年齢の子がターゲットでしょうか。
読み聞かせには不向きですが、難しかったら親がサポートしてワークなどやってみると良いかもしれませんね。
さいごに
絵本は元来”楽しむもの”であればいいと思いますが、まだ体験していないことを”疑似体験”できるものでもあります。
親がいうよりも、物語に入り込んで疑似体験する方が効果があったりするんじゃないでしょうか。
なかなか友達が出来なくても、根本的には焦らず見守ってあげることが大事だと思いますが、絵本の助けを借りるのもありだと思います。
参考になれば幸いです。
スポンサーリンク