卒業式写真|押さえておきたいシーンと撮影のコツ(後編)

卒業シーズンが到来しました。子どもの晴れの姿を、しっかりと写真に収めておきたいですよね。

前回記事では、卒業式が始まる前の時間で、写真で押さえておきたいシーンと撮影のコツをお伝えしました。

今回は後編として、卒業式中とその後の時間に、写真で押さえておきたいシーンと撮影のコツをお伝えします。



目次

卒業式に注意しておくこと

ブレに注意

卒業式は、体育館で行われるのが一般的です。

室内になりますので、暗い場合は注意が必要です。暗いとブレてしまうことが多いからです。

カメラに詳しくない方は、事前に最適なモードがあるか確認しておきましょう。

フラッシュは必要?

遠くの方からフラッシュを焚いて撮影する方がいますが、被写体に光が届かないと意味がありません。

式の邪魔にもなりますから、フラッシュ発光禁止の設定にしておきましょう。

被写体が近くにいて、どうしても光が足りないとき、且つ、発光が許される場合だけにしましょう。

カメラの設定は事前に

式中にあわてないよう、事前に設定等を確認しておきましょう。

できれば、卒業式以前に、式場(体育館)に適した設定を試しておくといいです。

在学中の音楽会等は、条件が似ていますので参考にしましょう。

そして、子どもたちの入場前に、テスト撮影をしておくといいですね。

詳しい方は、最適なISO、シャッタースピード、絞り値を事前にテストしておきましょう。

配置を把握しておく

また、前日までに保護者席の配置が分かるようであれば、どの場所に座るか検討しておくとよいでしょう。

先輩パパママにアドバイスを貰っておくことも有効です。

卒業式中のコツ

入場・退場

入退場は、子どもたちが保護者の間を通過します。

近距離での撮影が可能なシーンです。特に退場は、対面で撮れるので狙い所です。

撮影に夢中になって、子どもたちの邪魔になったり、後ろの方への配慮を忘れたりしないようにしましょう。

卒業証書授与

卒業式のハイライトです。この瞬間を逃すと最も後悔する場面ですので、心の準備をしておきましょう。

順番が自分の子よりも前の子で、テスト撮影をしておくと良いでしょう。

保護者席から壇上は遠いことが多いので、十分寄って撮りたい場合は望遠で撮ることになります。

望遠レンズを用意できれば用意しておきましょう。

三脚もあったほうが、ブレを抑えられて良いでしょう。ただし、三脚が立てられるかは、事前に確認しておく必要があります。

卒業授与は、右から登り、左から降ります。中央通路よりも左側の席が撮りやすいポジションとなります。

卒業式のあと

先生と

お世話になった先生とはお別れです。

写真を撮る時間があれば、一緒に撮っておくと記念になりますね。

人気の先生の場合、たくさんの生徒が詰めかけますので、早めに声をかけてしまった方がいいかもしれません。

親の出る幕はないかもしれませんが、要望があればカメラマンに徹して写真を撮ってあげましょう。

お友達と

離れ離れになる友達もいます。

こちらも、親の出る幕はないかもしれませんが、様子を伺いながらチャンスがあれば写真を撮ってあげましょう。

<img src="170322_graduation.jpg" alt="卒業式"/>出典:写真AC

最後に

子どもの写真だけでなく、学校のディテールや卒業式前後のシーンも押さえておくことをお勧めします。

その方が、将来見返す時に楽しいですよ。フォトブックにまとめる場合も、ストーリー性を持たせ易く、面白いものになりますし、その時の感情も呼び起こしやすくなります。

ぜひ参考にしていただき、子どもに素敵な写真を残してあげてくださいね。

◆前編はこちらです↓

◆入園・入学式の写真撮影のコツはこちらです↓

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