子供の水難事故は川で多発!親が知るべき川遊びの安全対策

川

水遊びが楽しい季節になり、川のレジャーを計画しているご家族も多いかもしれません。

川遊びは楽しいですが、毎年、悲しい水難事故のニュースが後を絶ちません。特に子どもの場合、河川での死者・行方不明者数は、海に比べて約1.5倍なのをご存知でしょうか?

そこで今回は、子どもを守るために、親が知っておくべき”川遊びの安全対策”をご紹介します。



目次

子どもの水難事故は川で多発している?!

警察庁「平成27年における水難の概況」(最終閲覧日:2019/6/24)によると、2015年に全国で水難に遭った人数は1,635人に上るそうです。そのうちの死亡・行方不明者は、およそ半数の791人です。

死亡・行方不明の発生率を場所別で見てみると、約半数が海での発生率になります。ところが、子ども(中学生以下)のみでみると、河川での発生率が高くなります。実際の数値は下記です。

<2015年 場所別の死亡・行方不明の発生率(中学生以下の子供のみ)>
河川:43.4%、海:28.3%、湖沼池:18.9%、その他:7.6%

子どもの水難事故率は、河川が最も高い結果なんですね。海の約1.5倍です。

川遊びの安全対策

やはり、河川で遊ぶ際も安全対策をちゃんと行う必要があることを痛感しました。

安全対策については下記のサイトがわかりやすかったのでご紹介します。

水の事故、山の事故を防いで 海、川、山を安全に楽しむために | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
(最終閲覧日:2017/6/12)

上記サイトを参考に概要を記しておきますが、是非上記サイトの「川の事故」の部分をチェックしてみてください。

出掛ける前に天気や川の情報をチェック

自然の中で遊ぶ際の基本ですね。身近な川に行く際も必ずおこないたいことです。

危険を示す掲示板、水流が速い・深みがあるところは避ける

川の「危険を示す掲示板」は、必ず確認しましょう。急に水流が速い場所や深みがあると思って、事前に川の状況をチェックしましょう。

河原や中州、川幅の狭いところに注意

河原や中州は、急な増水により水没する可能性があります。また、川幅が狭い場所も、増水で短時間のうちに水位が上昇する可能性があり危険とのことです。

天気や川の変化に注意する

事前に天気を確認するとともに、都度天気や川の変化に気を配りましょう。

下記の変化が現れたら、水が増える徴候とのことです。

  • 上流(水が流れてくる方)の空に黒い雲が見えたとき
  • 雷が聞こえたとき
  • 雨が降り始めたとき
  • 落ち葉や流木、ゴミが流れてきたとき

安全対策に便利なリーフレットを利用しよう!

川での安全について、完結にまとめられた、便利で分かりやすいリーフレットがあります。下記にリンクを貼っておくので確認してみてください。

川遊び前に安全チェックができます。1,2ページにまとめられているので、印刷して持っておくといいかもしれませんね。

天気予報や河川情報のサイト・アプリ

天気予報や河川情報のサイト・アプリは、川に遊びに行く前にブックマークやダウンロードしておくといいですね。

さいご

川遊びも楽しいですよね。ですが、自然相手ですので危険もあることを理解しておきたいですね。川遊びを安心安全に楽しむために、参考にしていただければ幸いです。

<参考・引用文献>

参考:警察庁「平成27年における水難の概況」(最終閲覧日:2017/6/12)
参考:内閣府大臣官房政府広報室「 水の事故、山の事故を防いで 海、川、山を安全に楽しむために」 政府広報オンライン(最終閲覧日:2017/6/12)
その他リンク:公益社団法人河川財団「川遊び安全ノート」(最終閲覧日:2017/6/12)
その他リンク:国土交通省河川局「ストップ河川水難事故」(最終閲覧日:2017/6/12)
その他リンク:川の防災情報 :全国概況(最終閲覧日:2017/6/12)
その他リンク:川の防災情報スマホ版 全国概況(最終閲覧日:2017/6/12)

その他リンク:日本気象協会 tenki.jp(最終閲覧日:2017/6/12)
その他リンク:tenki.jp 天気・地震・台風やレーダーで雨雲もわかる天気予報を App Store で(最終閲覧日:2017/6/12)
その他リンク:tenki.jp 天気・地震など無料の天気予報アプリ – Google Play の Android アプリ(最終閲覧日:2017/6/12)

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