「子供をだしにしやがって」から知った農林水産省の和食給食の取組

「子供をだしにしやがって」

という言葉が、最近Yahoo トップページの「Twitterをにぎわす話題」にあがっていました。なんか悪い響きだったので、ついつい気になって調べちゃいました。

そしたら、父親目線で、以外とためになる情報だったので記事にしてみました。「子供をだしにしやがって」の真相を詳しく知りたい方は続きをどうぞ!



目次

話題の真相

DJパターサンという方が、”ある写真”と共にツイートした「子供をだしにしやがって」がバズって話題になった様子。(そのツイートを見たい人はこちら

調べてみたら、”ある写真”の元ネタは、農林水産省の作成した「和食給食」という冊子の表紙でした。あら、真面目。

表紙には、子どもたちが並んで、「だし」という字を型取っている写真が使われています。だから、「子供をだしにしやがって」なわけですね。なるほどです。

「和食給食」の概要

話題のツイート「子供をだしにしやがって」の元ネタの冊子は、農林水産省のホームページから閲覧できるんですね。ということで、更につっこんで読んでみましたよ、農林水産省の作成した「和食給食」の冊子。これ、37ページある冊子なんですね。

実際の冊子に目を通したいかたは下記のリンクからどうぞ。PDFなので、PDF閲覧環境が必要です。前半・後半ありますが、当然話題の表紙があるのは”前半”。

農林水産省ホームページ「和食給食を通した取組」より(最終閲覧日:2017/04/06)

ページ数で怖気づいて読む気がしない方のために、ここでは概要をさくっとお伝えします。

農林水産省では、国内における和食文化の継承を図る観点から、学校給食において和食提供の取組を行っているそうです。冊子の序文にはこんなことが書かれています。

本冊子では 、「平成  27年度日本食・食文化の世界的普及プロジェクトのうち和食継承のための青少年等への情報発信事業」において、全国の和食料理人が学校訪問や調理講習会を通して、学校給食における和食提供の課題に取り組んだ成果を紹介しています。本冊子をお読みいただき、児童生徒に和食を提供して頂きながら「自然を尊重する心」を育む一助となれば幸いです。

引用元:農林水産省「和食給食」p2 (最終閲覧日:2017/04/06)

我が家の息子も小学校に通う身。冒頭を読んで、なんだかとっても興味が湧いてきたわけです。

冊子の中身はというと、目次としてはこんな感じ。

  1. 和食の「骨格」を知ろう
  2. 和食給食を推進するための6つの提案
  3. 和食給食の進め方
  4. ”和食料理人と連携した和食推進の取組”

1~3は、5ページ程度。それ以外の冊子の大半は、和食推進の具体的な取組の紹介といった構成になってます。

<img src="170407_wasyoku.jpg" alt="和食"/>出典:写真AC

「和食給食」を読んで、ためになった3つのこと

「和食給食」の冊子を読んでみると、個人的には色々ためになりました。ということで、ためになった3つのこと。

1. 和食のことが良くわかる

単純に、和食への理解が深まったんですね。冊子の中の『和食の「骨格」を知ろう』を読むといいです。和食はユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、その提案書の内容をもとに説明してくれています。

基本的には、「自然の尊重」のもとに発展してきた食文化だということですね。「自然の尊重」を根底に、「行事を大切にする心」「豊かな自然の恵みと異文化の融合」「繊細な季節感を楽しむ心」「調理と加工の独自性」「健康的な食生活を生み出す型」の上に成り立っているのが日本食だそうです。なるほど!

2. 和食の良さを再認識できる

そんなこんなで冊子を読んでいたら、和食の良さを再認識できました。日本食には健康面等のメリットも多いですし、文化としても子どもたちに継承していくことは、と~っても大事なことかもしれませんね。日本食は奥深いです!

3. 給食レシピが参考になる

冊子では、”和食料理人と連携した和食推進の取組”の紹介が大半を占めています。実際の小学校でおこなった取り組みのことが掲載されていますよ。有名な料理家の方もいらっしゃいますね。そういえば、テレビでも紹介されていました。

この紹介の中で、給食のレシピも掲載されています。これが結構おいしそう。このレシピを参考にするだけでも役に立ちそうです。健康面もちゃんと考えられたレシピなので安心ですよね!

出典:写真AC

さいごに

パッと目に入った「子供をだしにしやがって」から、和食のお勉強ができました^^。ツイートしたDJパターサン、ありがとうございます。子どもを持つ身として、なんだか、この取り組みを応援したくなっちゃいました。

もっと詳しく知らいたい方は、下記のリンクからどうぞ。(PDF閲覧環境が必要です)

※参考元:農林水産省ホームページ「和食給食を通した取組」より(最終閲覧日:2017/04/06)

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