年齢に対してお年玉っていくらあげたらいいか?
お年玉の目安として、「年齢×500円」という計算式を聞いたことがありますか?
今回は、お年玉の平均相場と見比べて、お年玉の計算式「年齢×500円」が妥当な算出方法なのかを考えてみたいと思います。
目次
お年玉の計算式?
各年齢に対してのお年玉の目安を計算する方法てして、下記の計算式はわりと有名です。
「年齢×500円」
あるいは、
「年齢×1,000円÷2」
どちらも答えは同じになるのですが、この計算式、聞いたことないでしょうか?
例えば、12歳なら、
- 12(歳)×500(円)=6,000円
- 12(歳)×1,000(円)÷2=6,000円
4歳なら、
- 4(歳)×500(円)=2,000円
- 4(歳)×1,000(円)÷2=2,000円
さて?
この数字って妥当なんでしょうか?
統計的にはどうなのか?
上記の計算式、
実際のお年玉相場と比べるとどうなんだろう?
なんてことがふと気になりまして、比べることにしました。
以前に、3つの統計調査を比較して、お年玉の相場を調べた記事があります↓
お年玉はいくらあげる?3つの統計調査からみる年齢・学年別相場
毎年迷うんですよね。なので、調べてみました。 今回は、 お年玉をいくらあげたらよいか迷わなくて済むように、年齢・学年別のお年玉の相場を調査 してみました。
その時導き出した“お年玉の平均相場”と”お年玉の計算式”を見比べていきたいと思います。
”お年玉の平均相場”と”お年玉計算式”を比較
「未就学児」「小学校低学年」「小学校高学年」「中学生」「高校生」にわけて見ていきます。
未就学児
まずは、お年玉計算式の結果。
- 4歳 2,000円
- 5歳 2,500円
- 6歳 3,000円
4〜6歳の平均としては、2,500円と言えますね。
それに対して、統計から導き出した平均相場は、1000円。
ということで、
【未就学児(4〜6歳)】
- お年玉計算式: 2,500円
- 統計から導き出した平均相場: 1,000円
となります。
1.5倍の差ですね。
元の金額が小さいので、”開き”が大きく感じます。
小学校低学年
続いて小学校低学年も同じように見ていきます。
お年玉計算式の結果では、
- 7歳 3,500円
- 8歳 4,000円
- 9歳 4,500円
なので、平均は4,000円です。
統計と比べると、
【小学校低学年(7〜9歳)】
- お年玉計算式: 4,000円
- 統計から導き出した平均相場: 2,000円
こちらも開きがあり、2倍の差ですね。
小学校高学年
どんどん見ていきます!
お年玉計算式の結果
- 10歳 5,000円
- 11歳 5,500円
- 12歳 6,000円
- 平均 5,500円
なので、
【小学校高学年(10〜12歳)】
- お年玉計算式: 5,500円
- 統計から導き出した平均相場: 3,000円
約1.8倍の差。
中学生
お次は中学生。
お年玉計算式の結果
- 13歳 6,500円
- 14歳 7,000円
- 15歳 7,500円
- 平均 7,000円
比べると、
【中学生(13〜15歳)】
- お年玉計算式: 7,000円
- 統計から導き出した平均相場: 5,000円
1.4倍ですね。
高校生
では、最後に高校生。
お年玉計算の結果
- 16歳 8,000円
- 17歳 8,500円
- 18歳 9,000円
- 平均 8,500円
比べてみると、
【高校生(16〜18歳)】
- お年玉計算式: 8,500円
- 統計から導き出した平均相場: 7,000円
1.2倍の差。
一番差が少ないですが、やはりお年玉計算式の方が高いですね。
まとめ
まとめると、
どの世代も、”統計から導き出したお年玉の平均相場”より”お年玉計算式”の方が高くなる傾向でした。
そして、
世代が大きくなるにつれ、”統計から導き出したお年玉の平均相場”と”お年玉計算式”の差が小さくなる傾向にありました。
なるほど!
さいごに
と、何か結論が出たような、出ないような。。。
お年玉は、懐事情や教育方針、或いは縁の深さも関わってきますからね。
今回の結果は、あくまで目安といったところでしょうか。
さて、お年玉いくらにしよう?
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