「ジュニア空想科学読本」は、マンガやアニメのなかの事象を科学的に考える本。
子どもの知的好奇心を刺激する「ジュニア空想科学読本」の紹介とおすすめポイントをお伝えします。
目次
「ジュニア空想科学読本」の概要
ジュニア空想科学読本 (角川つばさ文庫)(Amazon)
本の内容(概要)
簡単にまとめると、「マンガやアニメという空想の中の事象に対して、科学的に考えてみる本」です。
タケコプターが本当にあったら、空を飛べるのか? かめはめ波を撃つには、どうすればいい? アニメやマンガでおなじみの現象を科学的に検証すると、オドロキの結論がみえてくる。とっても笑える理科の本! (Amazon商品説明より引用)
もともとは1996年に発売された空想科学読本を子ども向けにしたのが、ジュニア空想科学読本だそうだそうです。
WEB版として、空想科学読本WEBがあり、毎週火木に新しい原稿がアップされるそう。大人も楽しめますね。
著者について
著者は、柳田 理科雄さん。
東京大学中退後、塾講師を経て作家デビューされた異色の経歴をお持ちの方。
現在は、空想化学研究所の主任研究員。明治大学理工学部の非常勤講師も勤めているそうです。
シリーズを詳しく知りたい時は
下記のサイトに、シリーズ全体の詳しい内容が乗っていますよ。
角川つばさ文庫|大人気シリーズ|ジュニア空想科学読本シリーズ
「ジュニア空想科学読本」のおすすめポイント
マンガやアニメという子どもの興味をそそる内容に対して、科学的に検証してみることで、面白くも科学的観点に触れられる本。
例えば、
- クレヨンしんちゃんのけつだけ歩きは可能なのか?とか、
- 大きなポケモンも小さなポケモンボールに入いるけどどうなってんの?
など、アニメ、マンガの中のことを科学的に検証していきます。
結果、クレヨンしんちゃんはやっぱり半端ない幼児だし、ポケモンのサトシも人間を超越した存在。
実際にはあり得ないことをそうやって科学的に考えてみることで、空想の面白さが際立つし、科学的な視点ということに触れられる。
一章一章は短く、興味のあるところから読むこともできところもいいですね。
シリーズとして、現在12冊出ています。
アニメ、マンガがネタ元なのでどんどんシリーズも増えていきそう。
その時代にあったネタで末長く楽しめるのも魅力です。
さいごに
これは、いい本に出会いました^^
小学校中学年くらいのお子さんをお持ちの方は、お子さんに勧めてみてください。
もし勉強が嫌いでも、これなら科学に興味を持つかもしれませんよ。
◇今回紹介した本はこちら>>
参考になれば幸いです。
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